英語が苦手な中学生ほど、分厚い問題集を買って1週間で止まります。
薄くても最後まで回せる8冊を、レベル順に並べました。
この記事で紹介する中学生向け英語ドリル8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 最高水準問題集プラス 中学英語 | ![]() |
難関高校を狙う3年間分 | Amazon楽天 |
| 2位 | 中学英文法問題集 スーパーステップ | ![]() |
192段の細かい階段 | Amazon楽天 |
| 3位 | 中学 自由自在問題集 英語 | ![]() |
3年間を1冊で通せる | Amazon楽天 |
| 4位 | 中1英語をひとつひとつわかりやすく。 | ![]() |
見開き完結で挫折しにくい | Amazon楽天 |
| 5位 | Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル | ![]() |
30日で中学英文法を1周 | Amazon楽天 |
| 6位 | わからないをわかるにかえる 中1 英語 | ![]() |
アルファベットから戻れる | Amazon楽天 |
| 7位 | 爆速でやりなおす中学英語問題集 | ![]() |
短期で3年分をさらう | Amazon楽天 |
| 8位 | 中学総合的研究問題集 英語 | ![]() |
弱点が見える3アイコン | Amazon楽天 |
中2の夏に英語を投げ出しかけた生徒が戻ってきたきっかけ
英語の取材で塾に伺ったとき、定期テストが30点台から70点台まで戻った中学2年生に会いました。
その子がやったのは、難しい問題集を解くことではありませんでした。中1の「be動詞と一般動詞」のページだけを、3週間かけて何度も書き直しただけです。
だから1冊目は、今の学年ではなく「止まった学年」に合わせて選ぶのが早道です。

中3の子に中1のドリルを渡すと最初は嫌がられます。でも1週間で表情が変わることが多いです
つまずきを潰す!中学生に向く英語ドリルのおすすめ8選
難易度の高い順ではなく、書き込みの量と1周にかかる日数で並べています。
第1位 最高水準問題集プラス 中学英語(シグマベスト)

難関私立や公立トップ校を狙う中学生に、塾の講師が名前を挙げる1冊です。中学3年間の内容が入っていて、公立入試より一段上の問題が並びます。
口コミでは「学校のワークが物足りなくなった子にちょうど良い」という保護者の投稿が目立ちました。長文と英作文の量が多く、記述で点を落とす子の練習台になります。
英語が平均点前後の子が最初に買うと、ほぼ確実に途中で止まります。偏差値60を超えてから手を出す本です。
難関校の記述に慣れるための1冊
第2位 中学英文法問題集(スーパーステップ)

中学英文法を192の段に刻んだ問題集で、私も中学生の指導に付き合ったときに何度か手に取りました。1段が短いので、集中が続かない子でも1日分が終わります。
段差が小さい分、次の段に上がったときの「わからない」が起きにくい作りです。くもん出版らしく、同じ形の文をひたすら書かせる構成になっています。
ただ、紙面はかなり地味で、カラフルな教材に慣れた子には退屈に映ります。そこは好みが分かれるところです。

地味な教材ほど続く子もいます。派手さで選ぶと逆に飽きるので、そこは相性で見てください
1日1段で進む192ステップ
第3位 中学 自由自在問題集 英語(受験研究社)

参考書の自由自在とセットで使う前提の問題集で、3年間の単元がひと続きに並んでいます。基礎から入試レベルまで段階が用意されているため、学年をまたいで復習する使い方に向きます。
書店員に売れ行きを聞いたところ、参考書と2冊まとめて買う家庭が多いそうです。答えの冊子が厚く、解き直しのときに親が見てもわかる書き方になっています。
分厚いので、机に置きっぱなしになりやすいのが難点です。持ち歩いて使う子には向きません。
参考書と組んで3年間を通す
第4位 中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

左のページで読み、右のページで書く。この見開き完結の作りが、英語から逃げたい子の背中を押します。中1でつまずいた中3が戻る場所としても定番です。
オールカラーで図が多く、机に向かうのが苦手な子でも1日1見開きなら続きます。中2と中3の巻もあるので、そのまま学年を上げていけます。
問題数は少なめなので、これ1冊で入試に届くとは考えないでください。次の1冊への橋渡しと考えるのが正しい使い方です。
1日1見開きで戻れる超基礎
第5位 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル【音声DL付】

中学英文法の重要29項目を30日で1周する構成で、私も英語をやり直したい社会人の相談を受けたときに、まずこの本を勧めていました。1日分が決まっているので、進み具合が目に見えます。
音声のダウンロードが付き、ネイティブとの疑似会話のコーナーまで入っています。5文型の説明がていねいで、学校の授業で流された部分がここで埋まります。
30日という縛りがきつく、部活が忙しい時期に始めると初日から遅れます。長期休みに合わせて始めるのが現実的です。
Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル【音声DL付】
30日で中学英文法を1周する
第6位 わからないをわかるにかえる 中1 英語(文理)

書店の学参コーナーで、英語が本当に苦手な子の親が手に取る率が高い1冊だと聞きました。アルファベットの書き方から入るので、小学校の英語が抜けている子でも置いていかれません。
文字が大きく、1ページの情報量が絞られています。書き込む欄が広いのも、字が大きい中学生にはありがたい設計です。
やさしすぎて、平均点が取れている子には手応えがありません。点数が30点台から動かない子向けの本です。
アルファベットから戻れる入門書
第7位 爆速でやりなおす中学英語問題集

タイトルのとおり、中学3年分を短い期間でさらうための1冊です。受験直前の中3が総ざらいに使う例と、大人が学び直しに使う例の両方があります。
説明が短く、問題を解きながら思い出す構成になっています。レビューでは「1週間で1周できた」という投稿がいくつも並んでいました。
初めて英文法を習う中1が使うと、説明が足りずに迷子になります。一度は習った人の復習用です。

入試2か月前に何を回すか迷ったら、これくらい薄い本のほうが最後まで終わります
3年分を短期で総ざらい
第8位 中学総合的研究問題集 英語 新装改訂版(旺文社)

各問題に「知識」「理解」「表現」のアイコンが付いていて、どの力で失点したかが後から見えます。弱点が言葉にできない中学生には、この仕組みが効きます。
アプリの「英語の友」と連動して音声が聞ける点も、リスニングの配点が上がった今の入試に合っています。巻末にはオリジナルテストが2回分入っています。
アイコンの意味を最初に理解しないと、ただの問題集として使って終わります。そこだけ最初に親が説明してあげてください。
知識と理解と表現で弱点が見える
今のテストの点数から、買う1冊を決める
学年ではなく点数で選ぶと、外しにくくなります。取材した講師が使っていた線引きを表にしました。
| 今の英語の点数 | 向く1冊 | 1周の目安 | 机に向かう気力の要らなさ | 親が横で見てあげる必要度 |
|---|---|---|---|---|
| 30点台まで | わからないをわかるにかえる | 1か月 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 40から50点台 | 中1英語をひとつひとつわかりやすく。 | 1か月 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 60点台 | 中学英文法問題集 スーパーステップ | 2か月 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 70点台 | 中学総合的研究問題集 英語 | 2か月 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 80点以上 | 最高水準問題集プラス 中学英語 | 3か月 | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| 受験直前 | 爆速でやりなおす中学英語問題集 | 2週間 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |

2冊同時に買うのは避けてください。どっちも中途半端に終わる例を何度も見ています
1日30分でドリルを回すやり方
買っただけで成績が上がる本はありません。回し方のほうが結果を左右します。
- 1周目は答えを写してもよい。文の形を手で覚えるのが目的
- 2周目は間違えた問題だけ。ここで初めて頭を使う
- 3周目は音読。書いた英文を10回声に出すと定着が変わる
- 1冊終わるまで、別の本には手を出さない
同じ1冊を3周するほうが、3冊を1周ずつやるより点は伸びます。取材した講師が全員そろって同じことを言っていました。
正直、3周目の音読はかなり地味です。面倒で飛ばす子が多いのですが、リスニングの点が動くのはここからです。
ドリルと一緒に用意しておくもの
道具をそろえるだけで、続く確率がはっきり変わります。
- コピー用紙。書き込み式の本は2周目が解けなくなるので、ページを複写して使う
- 赤ペン1本。丸つけを自分でやらせると、間違いから逃げなくなる
- キッチンタイマー。30分と決めて始めると、机に向かう心理的な壁が下がる
- 付せん。止まった単元に貼っておくと、次の日にどこから始めるか迷わない
音声が付いている本なら、イヤホンも用意してください。通学の20分が丸ごとリスニングの時間になります。
これだけそろえても、机に座る時間が20分なければ何も変わりません。まず時間を先に確保するのが順番として正しいです。

コピー用紙を使う手は、費用も手間もかかりません。もうこれだけで1冊が2冊分になります!!
みやぎさん外国語の学習分野を専門とする筆者です。今回は個人塾の英語講師3名と書店の学参担当者にリサーチを重ね、各社の問題数と1周にかかる日数を突き合わせたうえで順位を決めました。学生向けの英語学習について書いています。


