テスト前に英語の問題を解かせたいのに、家に問題集がない。書店に走る前に、無料で配られているプリントを見てください。中学英語は無料のもので必要な量がそろいます。ここでは実際に配布されている5つのサイトを見比べて、どれをどんなときに使うかを書きます。

無料のプリントって、量が少なかったり答えが付いていなかったりしませんか?
問題集を買う前に無料プリントを試す
中学英語の無料プリントは、いまはかなり充実しています。単元ごとに問題と解答がそろっていて、印刷すればそのまま使えるものが多いです。答えが付いていないサイトはほとんどありません。
枚数も足りています。たとえばちびむすドリルの不定詞は12枚、比較は8枚あります。1単元でこの量なら、テスト前の演習には十分です。
市販の問題集を買うのは、無料プリントを一通りやってから苦手な単元がはっきりしてからで遅くありません。先に買うと、手をつけないまま本棚に残りがちです。
中学生が家で使う教材としては、紙のプリントのほうが集中しやすいという声もよく聞きます。画面だと通知が来て手が止まるからです。印刷できる環境があるなら、まず紙で試してみてください。
学年と目的で選ぶ早見表
5つのサイトはそれぞれ性格が違います。教科書に合わせたいのか、量をこなしたいのか、印刷せずに解きたいのかで選ぶものが変わります。
| サイト | 形式 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 教育出版 レベル別ワークシート | 教科書がONE WORLDのとき | |
| ちびむすドリル ちびふたEnglish | 文法から確認したいとき | |
| くり演 | 同じ形の問題を数多く解きたいとき | |
| 中学校英語学習サイト | ブラウザ印刷/スマホ | 細かい単元をピンポイントで |
| 進学塾ヴィスト 4択クイズ | スマホ・タブレット | 印刷できない環境のとき |
教科書に合わせるなら教育出版のワークシート
学校の教科書がONE WORLDなら、まずここを見てください。教育出版が令和7年度版の学習範囲に合わせて作ったワークシートを、そのまま配布しています。
基礎・中級・上級の3段階に分かれていて、教科書の単語と連語、文法事項の復習ができます。Lessonごとに問題と解答がPDFで置いてあります。
「夏休みまでの復習」「冬休みまでの復習」「3年間の総復習」もあります。長期休みの課題が物足りないときに使えます。
文法から確認するならちびむすドリル
単元の文法があやしいときは、ちびむすドリルの「ちびふたEnglish」が使いやすいです。解説プリントと練習問題プリントが同じ単元でセットになっています。
be動詞、進行形、助動詞、比較、受身形、現在完了、関係代名詞、不定詞と、中学3年間の単元がひととおりそろっています。「動詞dictionary」「助動詞dictionary」のように、品詞ごとに単語を集めたプリントもあります。
枚数は単元によって違います。不定詞12枚、修飾という考え方10枚、比較8枚と、つまずきやすい単元ほど多めに用意されています。
解説プリントから入れるのが、このサイトの強いところです。学校の授業で理解できなかった単元は、いきなり問題を解いても手が止まります。先に解説を1枚読んでから練習問題に進むと、進み方が変わります。
数をこなすならくり演
同じ形の問題を繰り返したいときは、くり演が向いています。学習塾が実際に授業で使っている教材を、そのままPDFで配布しているサイトです。ユーザー登録は要りません。
運営している塾がはっきり書いているとおり、難易度は全体的に低めに設定されています。文法の説明も最小限です。英語が苦手な子にとって説明が多すぎるプリントは、かえってやる気をなくす原因になるからだそうです。
プリントは「文法の基礎」「演習問題」「英作文問題」の3部構成です。基礎を確認してから、同じ単元の問題を数多く解けます。
問題に出てくる単語も、よく使う簡単なものだけに絞られています。単語が分からなくて文法の練習が止まる、ということが起きにくい作りです。
細かい単元を狙うなら中学校英語学習サイト
「三単現だけ」「there isの文だけ」のように、狙いを絞って解かせたいときがあります。そういうときは中学校英語学習サイトが便利です。
単元の刻み方がとても細かく、同じ文法でも1から5まで番号が振られた問題が並んでいます。過去形なら5種類、現在完了なら9種類あります。
問題はhtmlで作られていて、ブラウザの印刷機能から出します。ロゴやリンクが入らない形で印刷できるようになっています。
PC・スマホから直接解ける問題や、リスニング問題も置いてあります。訂正が出た問題を日付付きで公開しているところにも、作っている人の姿勢が出ています。

家にプリンターがない場合はどうすればいいですか?
印刷できないなら4択クイズで解く
プリンターがない家庭も多いです。その場合は、印刷しないで解ける教材を選びます。
進学塾ヴィストの4択クイズは、スマホやタブレットからそのまま解けます。中1、中2、中3で分かれていて、中1だけで21回分あります。
名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞と品詞ごとに進み、後半は英検5級対策の適語補充や対話文も入っています。移動中やすきま時間に向いています。
中学校英語学習サイトにも、PC・スマホから直接解ける問題があります。この2つを組み合わせれば、紙がなくても演習量は確保できます。
プリントは真っ白のまま使う
最後に、もらったプリントの使い方です。ここを変えるだけで、同じ枚数から取れる力が変わります。
プリントには直接書き込まず、答えはノートに書きます。ちびむすドリルも勉強のコツとしてこの方法をすすめています。書き込んでしまうと、そのプリントは1回しか使えません。
間違えた問題には、プリントの端に印を付けます。翌日と1週間後に、印の付いた問題だけをもう一度解きます。無料なので、同じプリントを何度でも印刷し直せるのも利点です。
答え合わせのとき、答えだけを写して終わりにしないでください。間違えた英文はまるごと書き写して、声に出して読みます。単語1語の間違いでも、文ごと覚え直すほうが次につながります。
1日にやる量は、プリント1枚で足ります。3枚まとめて解くより、1枚を3日に分けて解き直すほうが残ります。テスト前だけ増やせば十分です。
まずは1単元だけ選んで、1枚印刷してみてください。今日やる分がそろえば、書店に行く必要はありません。
みやぎさんみやぎさんのベストオンライン英会話の管理者であり外国語関連のライターです。資格勉強に英会話の先生や生徒からリサーチして最新の情報をお伝えするように努力しています。特に学生向けの英語について執筆しています。


