消しゴムマジックの使い方。動画には使える?写真・動画・音声の素材別に手順を紹介

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旅行の写真に通行人が写った。授業の板書を撮ったら前の席の頭が入った。そういうときにGoogleフォトの「消しゴムマジック」で消せます。

消しゴムマジックの使い方を、写真、動画、音声の3つの素材に分けて書きます。動画で手順を見たい人が探すときの目印も書きました。内容はGoogleの公式ページと、Pixelで実際に検証した記事をもとにしています。

Q1. 消しゴムマジックとは?どの端末で使える?

Google Pixel 9a 128GB SIMフリー

消しゴムマジックは、Googleフォトのアプリに入っている機能で、写真に写った不要な人や物を選ぶと、AIが背景に合わせて塗りつぶして消します。別のアプリを入れる必要はなく、Androidでも、iPhoneでもGoogleフォトを入れれば使えます。

Googleの公式ページによると、iPhoneで使うにはメモリ(RAM)3GB以上とiOS 16以降が必要です。Pixelでは以前から使え、ほかのAndroidスマホやタブレットでもGoogleフォトの最新版で使えます。パソコンのブラウザ版のGoogleフォトには、この機能はありません。

Q2. 写真での使い方。6回タップで消える

手順は次のとおりです。最後の「コピーを保存」を押さないと元の写真が上書きされるので、必ずコピーで保存してください。

手順1 Googleフォトで写真を開き、編集を押す

Googleフォトのアプリで消したい写真をタップし、下に出る「編集」を押します。

手順2 「ツール」から「消しゴムマジック」を選ぶ

下のメニューを横にずらして「ツール」を押し、その中の「消しゴムマジック」を押します。写真が分析され、消す候補の人や物が白い枠で囲まれます。

手順3 「すべてを消去」か、消したい物をなぞる

候補が合っていれば「すべてを消去」を押します。候補に出ない物は、指で周りを囲むか、塗りつぶすように塗ると消えます。消えた跡が不自然なら、同じ場所をもう一度なぞると塗り直されます。

手順4 「コピーを保存」で元の写真を残す

仕上がったら右下の「コピーを保存」を押します。元の写真と、消した写真の2枚が残ります。

消すのではなく目立たなくしたいときは、消しゴムマジックの画面で「カモフラージュ」を選びます。対象の色を背景に合わせて薄くする機能で、看板の文字や服の色を目立たなくするときに使います。

Q3. 動画には使える?映像は不可、音は消せる

Google Pixel Tablet 充電スピーカーホルダー付き

「消しゴムマジック 動画」で調べる人が知りたいのはここです。写真の消しゴムマジックは動画の映像には使えません。動画で使えるのは、音を消す「音声消しゴムマジック」です。

音声消しゴムマジックはPixel 8以降で使える

動画に入った風の音や人混みの音を小さくし、しゃべっている声を聞き取りやすくする機能です。Pixel 8以降の機種で使えます。Pixelで検証した記事によると、声とノイズが別々に検出され、それぞれ0からマイナス100まで音量を下げられます。声だけを消して周りの音を残すこともできます。

使い方は、Googleフォトで動画を開いて「編集」を押し、「音声」のタブから「音声消しゴムマジック」を選びます。「自動」を押すとノイズだけが下がり、仕上がりは「コピーを保存」で残します。

動画に写った人や物を消したいなら、別のアプリが要る

動画の映像から通行人などを消したい場合、Googleフォトにはその機能がありません。動画編集アプリの中に、AIで物を消す機能を持つ物があります。動画は1コマずつ処理するので、写真より時間がかかり、仕上がりも背景が単純な場面でないと不自然になります。

短い動画で試すなら、動画編集アプリの「オブジェクト除去」「消しゴム」といった名前の機能を探してください。アプリごとに無料で使える回数や、書き出しの制限が違います。

Q4. うまく消えないときの対処。3つの原因と直し方

消す対象が大きすぎる。写真の3分の1を超える物は苦手

消しゴムマジックは、小さく写り込んだ人や物を消すのが得意です。写真の大部分を占める物や、主役と重なっている物は、消した跡が不自然になります。大きい物は、Googleフォトの「編集マジック」にある消去機能のほうが、生成AIで周りを描き直すので自然に消えます。

背景が複雑。人混みや模様の上は塗り跡が残る

消した場所には周りの背景が塗られるので、背景が細かい模様や人混みだと、塗り跡が分かります。同じ場所を2〜3回なぞり直すと、塗り方が変わって目立たなくなることがあります。

編集マジックは無料だと月10回まで

Googleの公式ページによると、編集マジックで編集した写真を保存できるのは無料だと1か月に10回までです。Pixelを使っている人と、Google Oneの2TB以上のプランに入っている人は回数の制限がありません。消しゴムマジックのほうには回数の制限がなく、オフラインでも使えます。

Q5. 使い方を動画で見たい人へ。探すときの目印

Google Pixel 10 128GB SIMフリー

文字より動画で手順を見たい人は、YouTubeで「消しゴムマジック 使い方」と検索すると、携帯電話会社の公式チャンネルが機種ごとに出している1〜2分の動画が上に出ます。自分の機種名(Pixel 9a、Pixel 10など)と「公式」が入った動画を選ぶと、画面が自分のスマホと同じで迷いません。

Googleフォトの画面は機種が違ってもほぼ同じなので、Pixel以外のAndroidやiPhoneの人もPixelの動画で手順が分かります。動画を見ながら操作するときは、動画を別の端末で再生するか、動画を一時停止して手順1つずつ進めてください。

消しゴムマジックは写真用。動画は音だけ消せると覚えておく

写真の不要な写り込みはGoogleフォトの消しゴムマジックで、編集からツール、消しゴムマジック、コピーを保存の順で消せます。動画の映像には使えず、動画で使えるのはPixel 8以降の音声消しゴムマジックです。

消えないときは、対象が大きすぎないか、背景が複雑でないかを見て、大きい物は編集マジックの消去に切り替えてください。保存はいつもコピーで残す、これだけ守れば失敗しても元に戻せます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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