JS-20WKAとJF-120GTの違いは検算|カシオ電卓を比べました

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カシオの電卓で迷う人の大半は、本格実務電卓のJS-20WKAと、スタンダード電卓のJF-120GTのどちらにするかで止まります。2台の違いは「検算とキーの早打ち」で、JS-20WKAは同じ計算を2回打って答えが合っているかを確かめる検算機能と、3つのキーを同時に押しても取りこぼさない早打ちを持ち、簿記や税理士の試験、経理の仕事で選ばれます。JF-120GTは検算が無く早打ちは2キーまでですが、12桁と税計算、時間計算を持って3分の1の価格です。2台とも毎日使っているので、選ぶときに見る点を先に整理し、違いを機能、大きさ、価格で比べました。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。

この記事で比べるカシオの電卓2台

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 カシオ 本格実務電卓 JS-20WKA カシオ 本格実務電卓 12桁 検算機能 ジャストタイプ シルバー JS-20WKA-SR-N 検算と3キー早打ち。簿記と経理の定番。約7,487円 Amazon楽天Yahoo!
2位 カシオ スタンダード電卓 JF-120GT カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N 12桁と税計算で2,000円台。家と学校に。約2,093円 Amazon楽天Yahoo!

カシオの電卓を選ぶときに見る4つ

  • 桁数は12桁:簿記の試験と経理は12桁が基本。10桁だと億の計算で足りない。家計と学校の宿題なら10桁でも足りるが、12桁でも価格はほぼ同じ
  • 検算機能があるか:同じ計算を2回打って「OK」が出れば合っている。試験で見直しの時間を半分にできる
  • 早打ちは何キーまでか:2キーは前のキーを離す前に次を押せる。3キーはさらに1つ多く、速く打つ人ほど取りこぼしが減る
  • 大きさと電源:ジャストタイプ(幅約107mm)が机と試験会場に収まる大きさ。太陽電池と電池の2電源なら暗い場所でも消えない

簿記の試験に持ち込める電卓の決まりは「計算機能だけの物」で、印刷、メロディー、プログラム、辞書の機能がある物は使えません。JS-20WKAもJF-120GTもこの決まりに合いますが、関数電卓や電子辞書付きは使えないので、試験で使うならこの2台のどちらかを選びます。選ぶ基準は、検算と早打ちに約5,400円を払うかどうかの1点です。

違いは検算と早打ち。3キーのJSと2キーのJF

項目 JS-20WKA JF-120GT
価格 約7,487円 約2,093円
種類 本格実務電卓 スタンダード電卓(グリーン購入法適合)
桁数 12桁 12桁
検算機能 あり なし
早打ち 3キーロールオーバー 2キーロールオーバー
税計算・時間計算 税計算あり 税計算、時間計算あり
キー 2色成形のプラスチックキー。文字が消えない 印刷のキー
大きさ・重さ 幅107×奥行174.5×厚さ24.2mm、約210g 幅107×奥行178.5×厚さ26.1mm、約175g
電源 太陽電池+電池 太陽電池+電池
生産国・保証 日本製、メーカー保証5年 中国製
表示 固定 角度を変えられるチルト表示

2台の一番の違いは検算です。JS-20WKAは1回目の計算のあとに同じ式を打ち直すと、合っていれば「OK」、違っていれば違った場所を知らせるので、試験の見直しが打ち直しだけで終わります。JF-120GTには無いので、答えを紙に控えてもう一度計算して見比べることになります。キーの早打ちは、JS-20WKAが3つのキーを重ねて押しても順に入力され、JF-120GTは2つまでで、毎分200打を超える速さで差が出ます。日本製と5年保証、文字が消えない2色成形のキーもJS-20WKAだけです。

カシオ JS-20WKA。検算と3キー早打ちの本格実務電卓

1位 カシオ 本格実務電卓 JS-20WKA 12桁

カシオ 本格実務電卓 12桁 検算機能 ジャストタイプ シルバー JS-20WKA-SR-N グリーン購入法適合

簿記の受験生と経理の仕事で長く定番になっている、カシオの本格実務電卓です。12桁の検算機能付きで、3キーロールオーバーの早打ちに対応し、キーは2色のプラスチックを重ねた成形なので何年打っても文字が消えません。日本製でメーカー保証は5年、幅107×奥行174.5mmのジャストタイプで重さは約210g、価格は約7,487円です。色はシルバーのほか、黒、金、ピンクがあります。

私は簿記2級の勉強からこれを使っていて、検算のおかげで見直しの時間が半分になり、本番でも同じ手の動きで打てました。キーの音が静かで、図書館や試験会場で周りに気をつかいません。買ってよかったのは、6年たってもキーの文字と打ち心地が新品と変わらないことです。

気になった点は、価格が約7,487円とJF-120GTの3倍を超えることと、日数計算が無いので利息の日割りは別に数える必要があることです。家計簿と宿題だけなら、この機能は使わずに終わります。楽天とYahoo!ショッピングは約7,300〜7,500円で、Amazonと差はありません。

カシオ JF-120GT。12桁と税計算で2,000円台

2位 カシオ スタンダード電卓 JF-120GT 12桁

カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定

家と学校と事務で一番数が出ている、カシオのスタンダード電卓です。12桁で、税込と税抜の計算、時給の計算に使う時間計算、2キーロールオーバーの早打ちに対応し、表示の角度を変えられるチルト付きです。太陽電池と電池の2電源で、幅107×奥行178.5mmのジャストタイプ、重さは約175g、価格は約2,093円です。グリーン購入法に適合したエコマーク付きで、会社の備品としても買いやすい1台です。

私は家計簿とレシートの合計にこれを使っていて、税計算のキーで税込の値段が1回で出るのと、チルトで画面を起こせるので机に置いたまま読めるのが便利です。2,000円台で12桁があるので、桁数で困ることはありません。買ってよかったのは、太陽電池で電池を替えた記憶が無いことです。

気になった点は、検算が無いことと、キーの文字が印刷なので何年も使うと薄くなることです。簿記の試験で見直しを速くしたい人、毎日何百回も打つ人は、JS-20WKAを選んでください。楽天とYahoo!ショッピングは約2,100〜2,300円で、Amazonが少し安く買えます。

使ってみて分かった3つの違い

違い1 検算。見直しが打ち直しだけで済むか

簿記の問題を解くとき、答えが合っているかを確かめる作業が一番時間を取ります。JS-20WKAは検算キーを押してから同じ式を打ち直すと、合っていれば「OK」が出て、違えばどのキーで違ったかを示すので、紙に控える手間がありません。JF-120GTは同じ計算を2回して目で見比べるので、問題1つにつき数十秒の差が出て、試験全体では5分以上変わります。

違い2 早打ち。3キーと2キーの差は速さで出る

ゆっくり打つ人には2台の差はありません。ブラインドタッチで速く打つ人は、前のキーを離す前に次の2つを押していることがあり、2キーのJF-120GTでは1つが抜けて数字が1桁少なくなります。3キーのJS-20WKAはこの取りこぼしが無く、打ち直しが減ります。自分がどちらかは、電卓で「123456789」を全力で打って、正しく出るかで分かります。

違い3 長く使えるか。日本製の5年保証と2色成形のキー

JS-20WKAは日本製でメーカー保証が5年、キーは2色のプラスチックを重ねて文字を作っているので、10年使っても文字が消えません。JF-120GTは中国製でキーの文字が印刷なので、毎日打つと3〜5年で「5」や「0」から薄くなります。毎日打つ仕事の人はJS-20WKA、週に数回の人はJF-120GTで十分です。

どっちを買うか。試験と仕事はJS、家と学校はJF

JS-20WKAとJF-120GTの違いは検算と早打ちで、選び方は「試験や仕事で毎日速く打つか、家と学校でたまに使うか」で決まります。簿記や税理士の試験を受ける、経理で毎日打つ、10年使いたいなら、検算と3キー早打ちで日本製5年保証の約7,487円のJS-20WKA。家計簿、宿題、事務のたまの計算なら、12桁と税計算と時間計算で約2,093円のJF-120GT。桁数と電源と大きさは同じなので、迷う点は検算と早打ちに約5,400円を払うかどうかだけです。

まず、電卓を1日に何回打つかを数えてみてください。100回を超える日があるならJS-20WKA、超えないならJF-120GTで、答えは出ます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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